地域包括ケア病床
地域包括ケア病床とは
「地域包括ケア病床」とは、入院治療後、病状が安定した患者様に対して、リハビリや退院支援など、在宅や介護施設への復帰支援に向けた医療を行う病床です。本来は、一般病床で症状が安定すると、早期にご退院いただく必要があります。しかし、症状が安定してもご自宅や施設等での療養に不安があり、もう少しの入院治療で改善が見込まれる患者様のために、「地域包括ケア病床」を準備し、安心して退院していただけるよう支援しております。
間中病院の地域包括ケア病床
間中病院では、現在45床の地域包括ケア病床を有しております。小田原城と相模湾を臨む風光明媚な環境と、充実したリハビリ施設でケアを受けることができます。また、当院は訪問看護と訪問診療の機能を有しており、在宅復帰後のフォローも対応することができる安心の体制です。
入院のご相談
入院ご希望の方は、地域医療連携室まで、まずはご連絡下さい。医療機関からの診療情報提供書を基に検討した後、ご本人様かご家族様にご来院頂き、医師や看護師、ソーシャルワーカーが、ご希望やご意見を伺います。
- 電話相談
- 入院相談のための外来診療予約
- 入院日決定
- 入院
- リハビリ開始
地域医療連携室
- 受付時間
- 月曜日~金曜日 9:00~17:00
TEL 0465-43-8730(直通)
FAX 0465-43-8812(直通)
担当者:飯田・碓井
入院生活
入院
受付にお越し下さい。
係の者が病棟までご案内し、病棟で担当看護師が病院内での生活についてご説明致します。
ご本人様やご家族様のご意見やご希望をお聞かせ下さい。
リハビリテーション開始
スケジュールされている定期的な各種療法以外でも、病院内の日常生活をすべて生かせるよう、各療法士と看護師が連携してプログラムを作成してます。これにより、積極的な離床と排泄での自立を達成できるように目指します。
定期的なカンファレンス
医師・看護師・各療法士・医療ソーシャルワーカーが定期的に集まって話し合い、
プログラムの達成度を確認するとともに、新たな目標を設定していきます。
退院に向けての取り組み
外出訓練や試験外泊を実施し、ご家族のご報告も頂きながら、生活スタイルを考えていきます。
介護サービスが必要な場合は、退院後すぐに利用できるように医療ソーシャルワーカーがサポートします。
退院
リハビリの卒業です。
退院後も介護サービス等のサポートがありますので、
上手く利用して生活の中でもリハビリを継続し、
機能低下の防止に向けて頑張って下さい。
フォローアップ
退院後も外来でのリハビリが必要である場合は、当院での実施は可能です。
入院時にお持ち頂くもの
現在入院している病院でご用意頂くもの
- 看護報告書(サマリー)
- リハビリテーション報告書(サマリー)
- 現在服用している薬(1週間分)
- 直近のMRI・CT・骨折部位のレントゲン写真(コピー可)
- 退院証明書
入院手続きに必要なもの
- 健康保険証(自賠責保険・労災保険・福祉適用の患者様は除く)
- 入院支払誓約書(押印が必要です)
身の回りのもの
- 肌着・Tシャツ
- 運動靴
- 入浴用具(洗面器・ボディタオル等)
- 洗面用具(歯ブラシ・歯磨き粉・プラスチックコップ)
- 電気カミソリ(必要な患者様)
- メガネ・補聴器・入れ歯など、日常的にお使いの物
その他
感染防止のため、タオル・バスタオル・寝具につきましてはリース品(有料)をご用意致しますので、ご了承下さい。
食事について
- 食事時間は、朝食8:00 昼食12:00 夕食18:00 です。
- お食事は原則的に食堂にてお召し上がり頂きます。
- 嗜好品・食事形態・宗教上の制限などの希望には管理栄養士が相談に応じます。
- 箸・スプーンは病院で用意してあります。
- お茶は食事と共に配膳させて頂きますが、食事以外でご希望がある場合はお知らせ下さい。
入浴について
病状に応じて、週に2~3回程度です。
付き添いについて
入院中の看護は看護師が行いますので、付き添いの必要はありません。
ご面会について
地域包括ケア病床では、在宅復期への意欲を高めるために、ご家族の面会はとても大切なものです。
ご家族に患者様の状態の変化を把握して頂くためにも、なるべく定期的にご面会にお越し下さい。
面会時間は、平日・休日共に 14:00~20:00 です。
お会計について
社会保険等取り扱い
健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療保険、労災保険、自賠責保険等、各種保険にご加入の患者様のほか、特定疾患(難病)、生活保護受給者の患者様もご利用頂けます。お支払いにつきましては、現金でのお支払いのみとなります。
アクセス・駐車場
〒250-0012
神奈川県小田原市本町4-1-26