間中病院の看護部には、2020年現在、看護師が約60人、ケアワーカーが約20人在籍しています。30～40代を中心に、お子さんを保育園に預けながら働く職員も大勢活躍中です。私たち看護部が掲げている理念は、「相互理解と和」。日々、急性期医療の後方支援から、リハビリテーションを通した患者様の在宅復帰までをワンストップで支えています。急性期を過ぎた患者様の在宅復帰までの道のりは長く、辛い日々を過ごされることも少なくありません。そんな時の支えになるのが、まさに“看護の力”です。常に「もし自分の家族だったら」という思いで患者様と向き合うことで、思いやりのある看護・介護を大切にしています。

訪問診療も行う当院では、患者様が安心してご自宅に戻れるよう、医師・看護師をはじめ、ケアワーカー、リハビリスタッフ、管理栄養士、MSWなど多職種間での連携に力を入れています。患者様ご本人の在宅復帰後の暮らしやすさ、ご家族の介護のしやすさを見据えて、歩行や排泄、嚥下といった日常生活に困らないアセスメントを職種の垣根を越えて行い、チームでサポートします。また、患者様だけでなく、職員にも当院の看護・介護の魅力、やりがいや使命感を一層感じていただけるよう力を入れているのが人材育成です。各種研修・勉強会をはじめ、学会への参加、論文の発表、四半期に1度の目標計画のすり合わせなど、成長の機会を多数用意しています。

ママさん看護師が約40％を占める当院では、職員の多様な働き方を応援しています。お子さんの急な発熱などは「お互いさま」の精神で休みやすい雰囲気がありますし、院内での研修や勉強会は必ず勤務時間内に開催しています。事前の申請があれば、長期の休暇も取得しやすいので、ワークライフバランスを保って長く勤めていただける環境があると思います。ぜひ、自分の家族を思うように患者様と接することのできる人、患者様のことを第一に考えて動ける使命感のある人、学びたいという自己研鑽意欲のある人、そんな人と一緒に患者様と向き合っていきたいですね。